ドライヤーで髪は変わる?美容師が教える正しい乾かし方

ヘアケア

正直に言うと、サロンで仕上がりが良かったのに、「家では同じようにならない」ドライヤーの使い方にあります。

高いトリートメントを使っても、アイロンに気をつけていても、乾かし方が間違っているだけで、ツヤもまとまりも一気に崩れてしまう。それくらいドライヤーは結果を左右します。

それでも多くの人が、「乾けばいい」「なんとなく当てている」そんな感覚で使っているのが現実です。

この記事では、美容師が毎日の施術と自分の髪で試し続けてきた本当に意味のあるドライヤーの使い方だけを理由と一緒にわかりやすくまとめました。「今日から変えられる」そんなないようになっています。

ドライヤーは「乾かす道具」ではない

ドライヤーは、ただ髪を乾かすための道具だと思われがちですが、本当の役割は髪の水分をコントロールし、形を整えることです。

髪は濡れているときが一番デリケートな状態。この対面具でどう乾かすかによって、キューティクルの向きや、ツヤ・まとまりが決まります。

自然乾燥が髪に優しそうに感じるかもしれませんが、実は水分が長時間残ることで、摩擦や広がり、ダメージにつながりやすくなります。

ドライヤーは髪を傷めるものではなく、正しく使えば、髪を守り、仕上がりを安定させるための道具。この考えを持つだけで、毎日の乾かし方は大きく変わります。

美容師が実践している正しいドライヤーの使い方

乾かす前に必ずやること

ドライヤーの仕上がりは、実は「乾かす前」でほぼ決まります。まず大事なのは、タオルドライ

ゴシゴシ拭くのではなく、タオルで髪を包み込むようにして水分を取る。この時点で余分な水分をしっかり取れていれば、ドライヤーの時間も短くなり、熱ダメージも減ります。

洗い流さないトリートメントは、このタイミングで毛先〜中間になじませておきましょう。

乾かす順番が仕上がりを左右する

いきなり毛先から乾かしていませんか?正解は、根元 → 中間 → 毛先の順番です。

根元が乾いていない状態で毛先を乾かすと、全体がなかなか乾かず、広がりやすくなります。まずは分け目や後頭部など、乾きにくい根元から風を当てていきましょう。

風の当て方と距離の基本

ドライヤーは、髪から15〜20cmほど離すのが基本です。近づけすぎると、熱が一点に集中してしまいます。

風は上から下へ。理想の角度は45° です。キューティクルの流れに沿って当てることで、ツヤが出やすく、まとまりも良くなります。同じ場所に風を当て続けないことも意識しましょう。

8割乾いたら一度止める

全体が8割ほど乾いたら、一度ドライヤーを止めて髪の状態を確認します。

この時点で、

  • 分け目
  • 前髪
  • 毛先の向き

を軽く整えるだけで、仕上がりが変わります。最初から最後まで一気に乾かそうとしないことが、失敗しないコツです。

最後にこれをやるだけで差がつく

仕上げにおすすめなのが、冷風を全体に軽く当てること

温風で整えた形を冷やすことで、キューティクルが締まり、ツヤとまとまりが長持ちします。

ほんの30秒ほどでいいので、「乾いたら終わり」ではなく、最後のひと手間として取り入れてみてください。

知らずにやっているドライヤーのNG習慣

ドライヤーは毎日使うものだからこそ、無意識の習慣がそのままダメージにつながりやすい工程ぢもあります。

まず多いのが、ドライヤーを近づけすぎること早く乾かしたい気持ちは分かりますが、熱が一点に集中すると、パサつきやゴワつきの原因になります。

次に多いのが、同じ場所に風を当て続けること。特に前髪や表面は熱が入りやすく、知らないうちにダメージが蓄積しやすい部分です。

根元が濡れたまま毛先だけ乾いている状態も要注意。この状態は、乾きにくいだけでなく、広がりやうねりの原因にもなります。

また、髪が濡れたままの状態で過ごす時間が長いほど、髪は無防備になり、寝癖や広がりの原因になります。乾かすのを後回しにするほど、仕上がりを整えるのが難しくなってしまいます。

ドライヤーで髪を傷めているのではなく、使い方が間違っているだけ。習慣を少し変えるだけで、仕上がりは確実に良くなります。

ドライヤーの時間を短くするプロのコツ

「ドライヤーがしんどい」「時間かかりすぎる」そう感じる原因は、乾かし方の順番にあることが多い。

まず意識してほしいのは、最初から毛先を乾かそうとしないこと

水分量が一番多いのは、頭皮〜根元ゾーン。ここを後回しにすると、いつまで経っても乾かない。

時間短縮の基本ルールはこれ↓

  1. 8割は根元を狙って乾かす
  2. 髪をかき分けながら風を入れる
  3. 毛先を乾かすのは最後

これだけで体感時間、かなり変わります。

さらに効くのが、ドライヤーを固定しないこと。同じ場所に当て続けるより、左右に小刻みに動かした方が風が分散して乾きが早いです。

「早く乾かしたいから近づける」これもよくあるけど逆効果。距離は15〜20cmをキープした方が広範囲に当たって、結果的に早く仕上がる。

時間短縮=雑にやることじゃない。順番と当て方を変えるだけで、髪もキレイ・自分もラクになりますよ。

ドライヤーの効果を最大限に活かすために

ドライヤーを正しく使えていても、それだけで髪の状態が大きく改善するわけではありません。

ドライヤーの仕上がりを左右するのは、乾かす前後のヘアケアです。

たとえば、

  • 洗浄力が強すぎるシャンプーを使っている
  • トリートメントが髪質に合っていない
  • 乾かす前に何もつけていない

こうした状態では、丁寧に乾かしても効果は限定的になります。

特に重要なのが、ドライヤー前のアウトバストリートメントです。これはツヤを出すためのものではなく、熱と乾燥から髪を守るための保護ケア

使うことで、

  • 水分の蒸発を抑える
  • キューティクルの乱れを防ぐ
  • 乾かす時間を短縮しやすくなる

といったメリットがあります。

また、シャンプーやトリートメントといったインバスケア(お風呂でのケア)が整っているかどうかでも、ドライヤー後の質感は大きく変わります。下記の記事でわかりやすく解説しています。

正しいシャンプーのやり方完全ガイド|美容師が毎日実践している基本と注意点

トリートメントって本当に必要?美容師が教える正しい使い方と考え方

ドライヤーは、単体で完結するヘアケアではありません。「洗う」「補う」「乾かす」この流れが揃って、初めてドライヤーの効果が最大化されます。

まとめ|ドライヤーは「乾かす道具」ではなく仕上げの工程

ドライヤーは、ただ髪を乾かすための道具ではありません。正しく使うことで、ツヤやまとまりを整え、髪をきれいな状態に導くための仕上げの工程になります。

そのために意識したいポイントは、次の3つです。

  1. 乾かし始めは根元から … 毛先よりも先に根元を乾かすことで、全体のバランスが整い、広がりにくくなります。
  2. 風の向きと距離を意識する … 上から下へ風を当て、ドライヤーを近づけすぎないことで、キューティクルの乱れを防げます。
  3. 乾かす前後のケアを軽視しない … アウトバストリートメントや日々のシャンプー・トリートメントが整ってこそ、ドライヤーの効果は最大限に発揮されます。

ドライヤーの使い方を変えるだけでも、髪の扱いやすさは変わります。しかし本当に大切なのは、「洗う・補う・乾かす」という流れを毎日の習慣として整えること。

今日から少し意識するだけで、明日の髪は確実に変わってきます。

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