年齢とともに髪質が変わったと感じていませんか?
「昔はもっとまっすぐだったのに、最近うねる」「しっかりトリートメントしてもパサつく」
美容室でこの悩みを相談される方は、ここ数年で本当に増えました。結論から言うと、年齢による髪質の変化は誰にでも起こりうる自然な変化です。
ただし、多くの方が「ケアが足りない」「傷んだから仕方がない」と誤解したまま、逆効果な対処をしてしまっています。
年齢による髪質変化は「突然」ではなく、少しずつ起きている
「ある日突然、髪がうねり始めた」そう感じる方は多いですが、実際には髪質の変化は数年単位で少しずつ進行していきます。
20代後半〜30代にかけて
- ハリが出にくくなる
- まとまりが悪くなる
40代前半になると
- うねりがはっきり分かる
- 乾燥やパサつきを強く感じる
といった段階を踏むことが多いです。変化がゆっくりな分、「気のせいかな」「年齢のせいってほどでもないよね」と見過ごされがちですが、この時期のケアの考え方が、その後の扱いやすさを大きく左右します。
なぜ年齢とともに髪はうねり・パサつきやすくなるのか
髪質変化の原因は、表面のダメージだけではありません。
①頭皮のたるみと毛穴の変化
年齢とともに頭皮は少しずつたるみ、毛穴の形が丸から楕円に変化します。その結果、生えてくる絵画欣一でなくなり、うねりが出やすくなります。
②髪内部の水分・油分バランスの低下
若い頃は自然に保てていた水分量も、年齢とともに低下します。これがパサつき・広がりの大きな原因です。
③ホルモンバランスの影響
ホルモンの変化は、髪の太さ・ハリ・コシにも影響します。細くなった髪ほど、うねりや乾燥を感じやすくなります。

髪が扱いにくくなると、トリートメントを増やしたり、オイル・ミルクを重ねたりする方が多いですが、年齢による髪質の変化の多くは髪の内部と生え方の問題です。
- 毛穴の形が変わる
- 髪内部の水分保持力が落ちる
- 太さにムラが出る
こうした変化が重なることで、表面だけ整えても根本的な解決にならない状態が起こります。
「ケアしているのに良くならない」と感じる場合、やり方が間違っているというより対処する場所が可能性が高いです。
よくある勘違い|実は逆効果な対処法
洗浄力が強すぎるシャンプーを使い続ける
さっぱり感はありますが、必要な油分まで奪われ、乾燥とうねりが出やすくなります。
トリートメントを重ねれば解決する?
一時的に手触りは良くなりますが、根本原因は解決していません。
乾かさず自然乾燥する
年齢が身は水分バランスが崩れやすく、自然乾燥はパサつきの原因になりがちです。
傷んだからうねる?
ダメージで広がることはありますが、年齢によるうねりは”生え方”の問題です。
オイルをつけすぎる
広がりを抑えようとして量を増やすと、逆にベタつきや重さにつながります。
縮毛矯正しか方法がない?
必要な方もいますが、全員に正解ではありません。
ホームケアに関してはこちらでも解説しています→【美容師が本音で厳選】40代女性におすすめの市販シャンプーランキング7選|うねり・乾燥・ツヤ不足に本当に合うのは?
美容師が考える正しい対策の考え方
自宅ケアで大切なポイント
- 洗浄力が強すぎないシャンプーを選ぶ
- 乾かし残しを作らない
- オイル・ミルクは「つけすぎない」
美容室でできること
- カットで重さと動きを調整
- カラーで質感を整える
- 髪質によっては髪質改善やストレートでうねりにアプローチ
年齢による髪質変化と上手く付き合うには、やることを増やすより、考え方を整えることが大切です。
①完璧を目指さない
若い頃と同じ質感を求めすぎないこと。
「今の髪で、扱いやすい状態」を目標にするだけで気持ちが楽になります。
②足し算より引き算
アイテムを増やすより、今使っているものが本当にあっているかを見直す。
③髪だけでなく頭皮も見る
髪は頭皮から生えてきます。頭皮環境を整える意識が、結果的に髪にも影響します。
美容室で相談する時のポイント・選択肢
年齢による髪質変化は、一人で抱え込むより美容室で相談した方が早く楽になります。
その際は、「最近うねりが気になる」「昔よりパサつきやすい」と感覚的な悩みをそのまま伝えてOKです。
難しく説明する必要はありません。日常で困っていることを共有するだけで、今の髪に合った選択肢が見えやすくなります。例えば、
- ストレートパーマ : 強いうねり向け
- 髪質改善 : 乾燥・広がり向け
- パーマ : 動きを活かしたい人向け
こういったメニューがありますが、大切なのは「流行」ではなく今の髪に合っているかです。
まとめ|年齢による髪質変化は「知ること」で向き合い方が変わる
年齢とともに髪がうねる・パサつくと感じるのは決して珍しいことではありません。多くの場合、原因はダメージやケア不足だけではなく、頭皮や毛穴の形、髪内部の水分バランスなど、髪の構造そのものの変化にあります。
そのため、トリートメントを大量に付けたり、髪に負担の強い施術を繰り返したりしても、思ったような変化を感じられないことがあります。大切なのは、若い頃の髪に戻そうとすることではなく、今の髪に合った整え方を知ることです。
また、年齢とともに髪は、天候や湿度、生活リズムの影響を受けやすくなります。「昨日と同じケアなのに今日はまとまらない」と感じる日があるのも自然なことです。そうした日があると理解しておくだけでも、気持ちはかなり楽になります。
髪質改善やストレートパーマといった施術も全ての人に必要なものではありません。今の髪の状態や悩みに合っている場合にだけ選択肢の一つにして考えてみてください。
年齢によって変わる髪は、正しく向き合えば今より扱いやすくなります。この記事が自分の髪を見直すきっかけになれば幸いです。
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